FXの戦略ブログ
みなさん、はじめまして。FXがとても楽しいので、この楽しさを共有したく思い、ブログを開設しました。
主にスイングトレードにての分析をしていきます。 MT4の画面を利用しています。
現状のテクニカルツールはボリンジャーバンドの±1σと±2σ。期間は21をメインにしていますが、20で利用もしています。
私自身は40種類ほどのオシレーターとテクニカルを利用していますが、メインはこのツールを利用させていただいています。
移動平均線はデフォルトの10(青)と25(赤)が表示されています。
19年3月30日の週足。土曜日なので相場はうごいていません。
通貨はUSD/JPYです。
今日は過去検証のような形で分析をしてみたいと思います。
FXにとって過去検証は非常に重要で、かつとっても楽しい作業になります。
では、さっそく分析していきます!
現状は115円付近と104円付近の間を上下しているレンジ相場となります。
まず、重要なのは大きな週足でレンジ相場が出現しているという事を理解しておくことが大切です。
相場は、フラクタルな構造をしています。大きな波の中に小さな波があり、その波の中にまた小さな波があります。
MACDが0ライン付近。RSIも50付近です。こちらでも現状週足がレンジという事を理解することが見て取れます。
では、この今のUSD/JPY通貨ペアの場合はどのような分析ができるでしょうか?
日足の階層へ落としてみます。
こちらはUSD/JPYの日足になります。
先ほどの週足の中にこの日足の相場が入っているイメージになります。
レンジ相場は基本的には抵抗線(レジスタンス)と支持線(サポート)の間を行き来する事はみなさんもわかっていらっしゃると思いますが、その基本の状態です。
大きくみる週足では115円付近と104円付近を行き来している状態。
注意しなければならないのは、レンジ相場はその帯状ともいえるレンジ内をどのタイミングでも行き来する可能性があるということです。
さきほどお伝えしました様に、相場はフラクタルな構造でありそのなかで現状はレンジ相場を週足の階層で表現している状態です。
日足から分析をしていきます。
あの単純に見えた週足の中にこのような波があるのです。とても面白いですよね?
このキャプチャーを見ると、週足の抵抗線が115付近でしたが、もうそのあたりまでは価格的に遠いのが分かると分析ができます。
115円付近から下落をしていき、104円付近で底値を付けました。そのあと上昇しています。下ヒゲがとても長く、短期間で価格を戻しているのもこの画面をみてわかりますね。
この日足の階層では112円付近で上値が重くなっています。こちらも、みなさんはご存知の通り前回のレンジ相場、三角持ち合い(トライアングル)の支持線が今度は抵抗線になっていることに気づかれたでしょう。
ここで、売り買いの両方の戦略の2つを考える事になります。112円付近に来た価格でこの抵抗線(以前のトライアングル相場の支持線)から売り(ショート)
112円を超えた事を確認してブレイクアウトで買い(ロング)の戦略です。
こちらをH4足に落としてみましょう。
こちらがH4足です。112円付近でダブルトップを付けています。このダブルトップがいわゆる逆張りの転換手法になります。ここで売り(ショート)で入る事で下落を待つ。まず一つの戦略です。
ストップは112円付近の抵抗線の上につける事になります。早くエントリーするトレーダーさんは、H4でエントリーですかね。
私はここからさらに落とし込みます。
こちらがH1の足になります。H4で、紺色のチェックマークを付けた場所がH1でも確認が出来ます。
ここで上値が重いのがわかります。日足で見た以前の支持線(サポート)が抵抗線(レジスタンス)として効いている事がわかってくるので、相場の心理が見えてきます。
通常、私はMACDとRSIは利確に利用するのですが、ロウソク足に対してダイバージェンシーが起きていることもみて取れます。エントリーのタイミングにも利用できるのですね。
この辺りまで様子をみて、売り(ショート)でエントリーすることとなります。
では、利確のラインはどこなのでしょうか?
再び日足のキャプチャーです112円付近でのエントリーはデイトレード~短期スイングの分類になります。
112円付近でエントリーをする場合は、日足での利確ラインの模索になります。基本的な事ですが、エントリーとイグジットは同時に注文をかけます。
日足で見る利確ラインは日足での根拠を見出して111.2円付近に置くことになります。ちょうど前回の高値付近を目安にします。(下向き青矢印)
リスクリワードは良いトレードになります。大きな足で利確ラインを取り、エントリータイミングは小さな足で取っていく事になります。
M15足まで落とし込んで損切り(ストップロス)も見ておきます。
こちらがM15足です。損切り(ストップロス)は112.3円付近になると思われます。私の場合は、一度損切り(ストップロス)を決めたのち利確(プロフィット)ラインへ価格が進み始めた場合は、すぐに建値にストップの価格を戻します。
いわゆる天底を狙う手法です。
111.8円付近で売り(ショート)でエントリーすることとなる訳ですが、111.7円くらいまで下落をみて111.8に建値にストップを戻すことでもう負けがなくなります。
あとは、相場の勉強ができる。下落すれば利益になります。利確(プロフィット)ラインは絶対に変えません。あと、トレイリングストップも利用はしていません。
しかしながらケースバイケースでルールを破るときもあります。(笑)
では買いの戦略はどうでしょうか?
週足から見ていますが、現状はレンジ相場。(ボックス)
どちらのラインにも動く可能性があるのはお解りと思います。レンジ相場では、ボリンジャーバンドが非常に分かり易く現状を教えてくれます。
みなさんもご存じの通り、+2σまで到達したら-2σへ向かう。あとはその反対ですね。
下ヒゲがすごく長くでていますが、一応週足の支持線は104円付近とみます。しかしながらボリンジャーバンドは-2σは107.5円付近なのです。この辺りも頭に入れておきます。
日足の買い(ロング)での戦略を考えましょう!今回は下落しましたが、もちろん買い方の力が強かった場合は、上昇した事になるわけです。
日足ではちょうど112円付近ではMACDもRSIもまだ過熱感は強くなく、上昇を考えることは十分できます。
買い(ロング)戦略はブレイクアウトになります。以前の支持線(サポート)を上抜けて上昇と予測します。
まずはブレイクアウト手法でそのままエントリー。私はブレイクアウトの場合は成り行きではなく、逆指値注文(ストップオーダー)でエントリーします。
ではH4足に落とし込んでみます。
H4足です。この112.2付近が前回の支持線(サポート)になります。今回は抵抗線(レジスタンス)になるのかどうかというところです。
このライン112.191円になっていますが上抜けからの逆指値注文での買い(ロング)になります。
注文方法はIFD~OCO注文になります。自動エントリーしたのち同時に損切り(ストップロス)と利確(プロフィット)が予約されます。
損切りはブレイクしたラインのすぐ下へ置きます。しかしながら、今までの上昇の経緯、変遷をみながらストップの位置決めをしていきます。
タイミングとしてSMAやボリンジャーバンドをみてどのような変遷をしてきているかも確認します。
こちらはM15足です。もし、ブレイクアウトした場合はこのグレーの帯上(線と線の間)にストップを設けます。
そして日足。こちらで利確(プロフィット)
113.4付近を利確ラインとします。リスクリワードが良い場合を確認できて初めてエントリーとなります。
この場合も、上昇をしたらすぐに建値にストップを移します。負けが無い状態にして様子を見ていきます。
建値でカットされた場合は、再度各階層で分析してブレイクラインを支持線(サポート)としてダブルボトム等をねらってエントリーですね。
また更新していきますので、よろしくお願いいたします。
最後までみていただいてありがとうございました。